育児

【モンテッソーリ教育】自分でできる子に育つほめ方叱り方①

2021年2月27日

 

悩めるママ
子どものほめ方・叱り方ってどんな風にすればいいのかな?
このほめ方・叱り方で合っているのだろうか?

 

このように悩むお父さん、お母さんは多いのではないでしょうか?

子どものほめ方・叱り方というのは難しく、悩んでしまいますよね。

 

あなたは以下のようにほめたり、叱ったりしていませんか?

 

「すごい!」
「よくできたね!天才!」
「さすがお兄ちゃん(お姉ちゃん)!」

「ダメって言ったでしょ!」
「早く○○しなさい!」
「どうして約束が守れないの?」

 

私も毎日のように言ってしまいます。
(叱る時はまさにこの言い方をしてしまっています…)

 

しかし、このような「非効率なほめ方叱り方」によって、自己肯定感の低い子どもになってしまうのだそうです。

子供のためを思ってかけているその言葉が、自主性を奪い、自己肯定感まで低くなってしまうなんて悲しいですよね。

 

モンテッソーリ教育とレッジョ・エミリア教育の研究者で、オックスフォード児童発達学博士である島村華子さんという方がいます。

島村華子さんの著書「自分でできる子に育つほめ方叱り方」から一緒に学んでいきましょう。

 

まずは、親の声かけ次第で子どもは変わる!

子育てにおける2種類の子どもへの接し方についてです!

 

 

 

 子育てにおける2種類の子どもへの接し方

子育てにおける子どもへの接し方は2種類あるそうです。

それは、条件付きの接し方と、無条件の接し方です。

 

無条件の接し方とは、考え方や行動の理由をまず考えます。

条件付きの接し方は、ただ行動だけを見て判断します。

 

条件付き子育てには、怖いデメリットもあります。

ぜひとも無条件子育てができるようになっていけるといいですね。

 

①条件付きの接し方(条件付き子育て)

子どもの行動の善しあしによって、褒美や罰を使いながら愛情の注ぎ加減を調整し、行動をコントロールしようとする。

 

子どもが大人の思い通りに行動したときにだけ愛情を与え、逆に期待に添わなかった時には愛情をひっこめる。

愛情をエサにする接し方を繰り返すと、ほめられたときに愛されていると感じ、逆にそうでないときには愛されていないと感じてしまいます。

 

→そうすると子どもは、愛されるためにほめられる行動をする、親の機嫌をうかがうような行動をするようになってしまいます。

 

条件付き子育てには以下のようなデメリットがあります。

短期的にしか教育効果がない
条件付きの自己肯定感しか持てなくなる
親子関係が悪くなる
世代を超えて引き継がれる

 

 

②無条件の接し方(無条件子育て)

行動の善しあしにかかわらず愛情を注ぎ、子どもの気持ちに寄り添う。

 

子どもをコントロールするのではなく、気もちを考え、行動の理由に向き合う。

愛情をエサにすることなく、たとえ子どもが親の期待に沿わない行動をしても愛しているということを示します。

 

 

「条件付きの接し方」は動物が人間の望む行動をさせるためのトレーニングに使われます。

条件付きの接し方をするとほめられるように行動してしまうように、親の言う通りになり子どもの自主性を奪ってしまうのです。

 

「無条件子育て」5つのポイント

無条件子育てとは、子どもに好き放題させることではありません。

無条件に子どもの言うことを聞くということでもありません。

 

子どもと正面から向き合い、誰のための子育てかを考える。

子どもの気持ちを受け入れながらも、子どもにとって自信をもったリーダーとして寄り添うことです。

無条件子育て5ポイント

  • ほめ方と叱り方に気をつける
  • 「子どもに対するイメージ(見方)」を見直す
  • 子どもにとって良きリーダーでいる
  • 子どもへの要求を考え直してみる
  • 子育ての長期的なゴールをもつ

 

①ほめ方と叱り方に気をつける

ほめるときも叱るときも、能力や見た目に集中した声かけを避け、努力や経過、子どもの行動について具体的に声をかけたりする。

 

②「子どもに対するイメージ(見方)」を見直す

親が、「子ども」という存在に対してどのようなイメージ(見方)をもっているかは、親の行動に現れてきます。

 

大人に「迷惑」をかけない子どもでいることが「いい子」なのでしょうか?

 

例えば、電車やバスで泣かない赤ん坊に、大人が「静かにしていていい子だね」というのはよく見ますが、小さな赤ん坊は泣くのが仕事です。

 

子どもの行動の善しあしは、大人の都合で決めるべきなのでしょうか。

 

うちの子どもも、壁に落書きをしたことがあります。

そのときはついつい「何やってるの!」と怒ってしまったのですが、壁は子どもから見れば大きなキャンバスに見えたのかもしれません。

壁は汚してはいけない。それは親の勝手な都合であって、子どもには関係ありません。

 

子どもへのイメージを見直すことで、初めて内側からの変化が生じます。

 

③子どもにとって良きリーダーでいる

子育てにおけるよきリーダーとは、子どもに向き合い、気もちに寄り添いながらも、必要な制限を設け、子どもに道しるべを示す人を指します。

 

子どもが必要としているのは、大人がどっしりと受け入れてくれるという安心感。

 

子どもが叫んだり、癇癪を起している時、あなたはどのように声かけをしていますか?

怒りに任せて褒美や罰を与えていないでしょうか。

 

あなたの子どもが必要とするよきリーダーとなりましょう。

 

④子どもへの要求を考え直してみる

子どもの年齢によって、できること、期待していいことは異なります。

成長段階に合わない要求はしないことが重要です。

 

子どもに「○○をしなさい!」「○○をしないで!」と言う前に、一度それが本当に必要なメッセージなのかどうかを考えてください。

「早くしなさい!」「こぼさない!」という要求は多くは大人の都合によるものです。

大人の都合を押し付けていないか、誰のための要求なのか、子どもにとっていま必要なことは何なのか?を今一度考え直してみてみてはいかがでしょうか。

 

⑤子育ての長期的なゴールをもつ

自分の力で考えられる人になってほしいのに、子どもが自分の意見を口にしたときに「口答えしないの!」と怒ってはいないでしょうか。

自立してほしいと思っているのに、子どもが一人でできることも全部やってあげてないですか?

 

普段の自分の行動が、子育ての長期的なゴールに貢献しているか?子どもの成長の邪魔になっていないか?というのを意識して考えてみましょう。

 

 

いかがだったでしょうか。

私も心が痛いと思うところがいくつもありました。

 

著者である島村華子さんもこの本でおっしゃっていますが、「無理しない子育てを!」というのを念頭に置いておくことが大切だと思います。

社会が期待する「完璧な母親像」というのは大きなプレッシャーになっています。

親も人間。全部完璧である必要はないのです。

子育てに絶対の正解はありません。罪悪感を覚えることだってしょっちゅうです。

反省・成長を繰り返し、親も子育てをすることで子どもと一緒に成長していければと思います。

 

次回は、実際に「自分でできる子に育つほめ方」について記述していきたいと思います。

 

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