プログラミング

【2021年】ITエンジニアが学びたいプログラミング言語ランキング

2021年3月13日

りひみる
こんにちは。
高校からプログラミングを習い、現役でシステムエンジニアとして15年働いているりひみるです。

 

2021年最新のプログラミング言語ランキングから、現役ITエンジニアとしての意見を織り交ぜつつ、TOP5の言語について解説していきたいと思います。

 

こんな方におすすめ

  • プログラミング言語ランキングを知りたい方
  • どのプログラミング言語を始めようか迷っている方
  • 新しい言語を学ぼうと思っている方

 

 

パーソルキャリアの運営するIT・テクノロジー人材のためのコミュニティ「TECH Street(テックストリート)」がITエンジニアを対象とした「2021年、ITエンジニアが学びたい(強化したい)プログラミング言語ランキング調査」を2月5日に発表しました。

 

 

【2021年】プログラミング言語ランキング

ITエンジニアが2021年に学びたい(強化したい)プログラミング言語ランキング/総合版

 

1位:Python: 32.8%
2位:Java: 9.3%
3位:JavaScript: 5.9%
4位:C: 5.7%
5位:VC・VC++: 5.4%
6位:C++: 4.8%
7位:C# .NET: 4.5%
8位:Ruby: 4.3%
9位:Swift: 2.0%
10位:COBOL: 1.8%
11位:PHP: 1.8%
12位:VB: 1.8%
13位:PL/SQL: 1.1%
14位:R: 1.1%
15位:Go: 0.9%
16位:Perl: 0.9%
17位:VB.NET: 0.7%
18位:Objective-C: 0.5%
19位:Scala: 0.2%
その他: 14.5%

 

ITエンジニアが2021年に学びたい(強化したい)プログラミング言語の総合ランキング1位は大差をつけて「Python」でした。

人工知能や機械学習の開発で今もっとも注目を浴びている「Python」が1位となりました。

2位が「Java」3位が「JavaScript」となりました。

 

ITエンジニアが2021年に学びたい(強化したい)プログラミング言語ランキング/年代別まとめ

 

 

 

 

続いて、年代別の結果です。

年代別の結果を見ても20代~50代すべての世代で「Python」が1位という結果になりました。

 

 

2021年人気ランキング上位のプログラミング言語

では人気ランキング上位TOP5のプログラミング言語について、簡単に特徴をご紹介します。

 

1位:AI(機械学習・深層学習)で注目を浴びている「Python」

Pythonで今一番注目を浴びているのがAIの分野で、人工知能や機械学習の開発に使用されています。

AIだけではなく、Webサイト作成やゲーム制作、Web上の情報収集やデータ処理・分析・解析にも使用されている言語です。

 

機械学習でいうとPepper君が。WebサイトではYoutube、InstagramなどがPythonで開発されています。

 

AI?機械学習?なんだか難しそう。
悩めるパパ
りひみる
実は初心者でもわかりやすい言語なんです。
文法のルールも難しくなく、ほかの言語に比べて書くコードの量が少ないのです!

 

りひみる
また、ライブラリと呼ばれるPythonにプラスアルファの機能を提供してくれるプログラムが使用でき、
様々な方面の開発
が可能になるのです。

 

求人も近年増加の傾向にあり、年収ランキングも上位に位置する「Python」

キャリアアップのために学びたい!と思う人が多いのも納得です。

 

Pythonの特徴

・できることがたくさん!
・比較的簡単な言語
・様々な方面で開発ができ、将来性がある!

 

 

2位:大規模開発向けの「Java」

Javaは安定した品質を保つことや、開発者を確保しやすいことから、大規模開発向けのプログラミング言語といわれています。

Javaはあらゆる場面で使われており、汎用性が高いプログラミング言語です。

 

Webサイトの掲示板などのWeb系システムや、PCのソフトウェア、家電などの組み込み系システムなど、多岐にわたって使用されています。

 

また、ゲームの開発にも使用されており、子どもから大人まで人気のあるMinecraftもJavaで開発されています。

 

WindowsやMacなどのOSやハードウェアの環境に依存しません。どんなPCでもJavaを開発することができます。

 

Androidスマートフォンアプリの開発にも使用されており、汎用性の高さはピカイチです。

 

Javaの特徴

・環境に依存しない

・汎用性が高い

・就職、転職に有利

 

 

3位:ブラウザで動く「JavaScript」

JavaScriptはGoogle CromeやSafariなどのブラウザ上で動くプログラミング言語です。

JavaScriptでは、ブラウザ上に表示された画面を部分的に動かしたり画面上に複雑なアプリケーションを構築したりすることが出来ます。

例えば、ページ読み込み中のLoading画面だったり、『Googleスプレッドシート』などWebアプリケーションを構築することが出来ます。

 

 

また、サーバーと通信して情報を取得することもできます。

Googleで検索する際、下のように検索候補を出してくれるのもJavaScriptによるプログラムで実現されています。

 

 

JavaScriptの特徴

・ブラウザの画面に動きをつける
・Webアプリケーションが作れる

 

 

4位:実行速度が速いC言語

C言語は1972年に開発された歴史あるプログラミング言語です。

プログラミングの実行速度が速く、古くから使われていることから様々なアプリケーションがCで作成されていることが多く、汎用性が高いです。

 

「MacOS X」や「Linux」などのOSもC言語によって開発されています。

ロボットや家電、カーナビや自動車制御などの組み込み系ソフトウェアにもC言語が使用されています。

 

「Python」は人気ランキング1位となっていますが、もとはC言語から作られています。

また、「PHP」や「Ruby」などもC言語を元にしている部分もあり、C言語を学ぶことでほかのさまざまな言語の習得が容易になるのでかなりオススメです。

 

しかし、C言語はポインタやメモリ管理など、ハードウェアに密着した処理がしやすいため、習得難度が高いといわれています。

 

私も業務でC言語を使用して開発を行っていますが、メモリやポインタはバンバン出てきます。

C言語を習得する理由がある方以外は挫折してしまうかもしれませんので、需要が高いからといって漠然とC言語を選択するのはオススメしません。

初心者の方は入りやすいWeb系の言語(Python, PHP, JavaScriptなど)を習得するのがよいでしょう。

 

 

C言語の特徴

・実行速度が速い
・難易度が高い
・汎用性がかなり高い
・C言語を習得すれば他の言語習得が容易になる

 

 

5位:Microsft社の開発ツールである「VC」「VC++」

Visual C、Visual C++とは、Microsoft社の開発ツールである「Visual Studio」という中のC++のパッケージ(アプリケーション一式)を指します。

 

Visual C++はプログラミングに必要とされる機能がすべて入っており、総合開発環境、通称IDEと呼ばれています。

 

Visual C++とC++の違いは、コンパイラと呼ばれるプログラムコードを機械語へ変換するものがMicrosoft社製のものであるという違いがあります。

 

VisualStudioという総合開発環境にて、アプリケーションの作成を行うことが出来、VisualStudioは無料でダウンロードすることが出来ます。

 

VisualStudioでは以下の言語が使用可能です。

Visual Basic
Visual C#
Visual C++
Visual F#
Python
JavaScript
TypeScript

VisualStudioの一部がVC++なのです。

 

アプリケーションはWebアプリ、スマホアプリ、3Dゲームなどの作成を行うことが出来ます。

 

 

VCの特徴

・VisualC++はMicrosoftの総合環境開発の一部
・いろいろなアプリケーションを作成することが出来る

 

 

まとめ

プログラミング言語選びは、

何を作りたいのか?
なぜその言語を学ぼうと思ったのか?

が重要になってきます。

 

また、プログラミング言語習得には2~300時間必要と言われています。

将来性も考慮し、せっかく覚えた言語が使えない!ということにならないよう注意しましょう。

 

 

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以上、【2021年】ITエンジニアが学びたいプログラミング言語ランキングでした!

 

 

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